大豆の健康パワー

健康

 今日2月3日は節分。節分は毎年2月3日だと思っている方も少なくないと思うが、実は立春の前日なので年によって違う。ちなみに来年の節分は2月2日だそうだ。

 節分といえば豆まき。節分に豆まきをする由来については、ここでの詳しい言及は避けるが、立春を一年の初めと考えれば、節分は大晦日にあたる。一年の最後の日に悪いものを追い出して、清々しい気持ちで新たな年を迎えるという意味が込められているのであろう。また年の変わり目に年齢の数だけ豆を食べるという習慣は、大豆の持つ豊富な栄養素を摂り入れることで、長寿を願ったものだと私は考える。ということで、ここで大豆の持つ健康パワーについてご紹介したい。

五大栄養素の全てを含む大豆

 人間が健康を維持するために、食物から摂取する栄養は大きく分けて五つあり、これを五大栄養素と言う。具体的には以下の五つだ。

  • たんぱく質
  • 炭水化物
  • 脂質
  • ビタミン
  • ミネラル

 たんぱく質は筋肉や血液の元となり、炭水化物や脂質はエネルギーの元となる。ビタミンとミネラルは体の調子を整える効果がある。

五大栄養素以外の効果

 大豆には、他にも様々な健康効果が期待できる。以下にそれらを列挙するのでご覧頂きたい。

イソフラボン

 女性の更年期障害の改善に役立つ。更に美肌効果男性の薄毛改善の効果も期待できる。

レシチン

 動脈硬化や高血圧の改善効果が期待できる。 また悪玉コレステロールを抑制する効果肝機能の改善効果認知症の予防効果もある。

サポニン

 抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防いでくれる。 悪玉コレステロールの蓄積を抑えることにより動脈硬化を予防し、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも役立つ。

オリゴ糖

 腸内環境を整える効果がある。これにより、便秘改善、肌荒れ予防、免疫力アップ、睡眠の質の改善が期待できる。

まとめ

 このように、大豆には我々の体に大切な栄養素が沢山含まれている。特に脳梗塞経験者である私は、レシチンとサポニンの効果に着目している。節分に年齢の数だけ大豆を食べるのは年々しんどくなってきているが、節分に限らず、大豆は毎日の食卓にぜひ加えていきたい食材だ。

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