タマネギの力

健康

 血液サラサラ食材といえば、タマネギがあまりにも有名だ。だから、脳梗塞経験者の私は出来るだけ毎日摂取することにしている。

 ところで「血液サラサラって具体的に何だろう?」と今更ながら考えてみた。私なりの結論は以下の2つだ。

  • コレステロール値の低減(=脂質異常症の改善)
  • 血栓の予防

 私は実際に、クレストール(コレステロールを減らす薬)とバイアスピリン(血栓の形成を抑制する薬)を毎朝服用しているが、薬と同等とは言えないまでも、タマネギはこれら2つの効果が期待できる食材だ。

 タマネギの主要な有効成分は、アリシン(硫化アリル)とケルセチンである。

 アリシンには、コレステロールの上昇を抑え、血栓を予防する効果があるが、加熱したり水に晒したりすると、効果はかなり失われるらしい。なのでこれらの効果を期待するには、オニオンスライスで生で食べることがオススメ。辛味成分をとばすために水に晒すのがNGなのは言うまでもない。

 一方のケルセチンは、抗酸化作用によって動脈硬化の予防に役立ち、抗炎症作用によって生活習慣病全般の予防にも役立つという。また認知症予防やコレステロールを下げる効果が期待出来るという情報もある。しかも熱にも強いタマネギの皮に最も多く含まれるというが、タマネギの皮って食えるんだろうか? 砕いてお茶にして飲むか、なるべく表皮に近い部分も捨てずに食べれば良いということか。

 まとめると、タマネギに血液サラサラ効果を期待するならオニオンスライスで、動脈硬化の予防効果を期待するなら皮に近い部分から食べろということだと思う。いずれにしてもタマネギは脳梗塞の再発防止に役立ちそうなので、これからも出来るだけ毎日食べるようにしようと思う。

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