さつまいもの健康効果

健康

 さつまいもといえば、真っ先に連想するのが食物繊維。食物繊維には不溶性のものと水溶性のものがあるが、さつまいもにはどちらも豊富に含まれている。不溶性食物繊維は便秘の解消に役立つ。さらに表皮付近に多く含まれるヤラピンという成分は、食物繊維との相乗効果によって便を柔らかくする作用が期待できる。また水溶性食物繊維は、コレステロール値を低下させる効果が期待できる。

 さつまいもには、カリウム、マグネシウム、カルシウムといったミネラル類も豊富に含まれている。カリウムは血液中の塩分(ナトリウム)を排出して血圧を下げる効果が期待でき、マグネシウムとカルシウムは、その相乗効果よって血管を拡張し、同じく血圧を下げる効果が期待できる。

 他にも、さつまいもにはビタミン類も豊富に含まれている。例えばビタミンCの含有量はミカンに匹敵する量だそうだが、さつまいものビタミンCはデンプンに守られているため加熱に強い。ビタミンCには免疫力を高めるだけではなく、抗酸化作用、皮膚や血管を丈夫にする作用が期待できる。また抗酸化作用に有効なビタミンA(βカロチン)動脈硬化の予防に有効な葉酸(ビタミンB群)やビタミンEも含まれているそうだ。

 コレステロール値を低下させる効果、血圧を下げる効果、抗酸化作用、動脈硬化の予防など、私のような脳梗塞経験者にはうってつけの食材といえる。これからも意識的に食べていきたいと思う。

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