「朝食前の歯磨き」と「脳梗塞」の意外な関係

健康

 脳梗塞経験者である私は、退院後、食事・運動・睡眠など、生活習慣の根本的な見直しを行っている。また、再発予防のための情報収集も怠っていない。そんな中で歯周病と脳梗塞の意外な関係性を発見したので、今回はそのお話を。

 脳梗塞の原因は、動脈硬化と血栓であることは言うまでもない。これまで動脈硬化は、加齢、喫煙、飲酒、肥満、脂質異常症(血中のコレステロールや中性脂肪の増加)などが主要因となって引き起こされると言われてきたが、歯周病菌の刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管が狭くなることもあるそうだ。また、歯周病の人はそうでない人の2.8倍、脳梗塞になりやすいといわれているらしい。

口の中の病気が原因で脳梗塞に? ~歯周病対策の重要性~
歯周病が脳梗塞を引き起こすことがある? 脳梗塞は脳の血管が詰まってしまい、酸素や栄養が届かずに脳細胞が死んでしまう病気です。日本人の死因の第3位で、年間に約11万人が死亡(※1)しています。(※1 2

 歯周病菌の発生を抑えるには歯磨きが最も有効な手段だ。1日のなかで口内細菌が最も多いのは、朝起きた直後だと言われている。なので起床後すぐに歯磨きを行うことは、歯周病の予防には効果的だ。

 これからは、起床後・朝食後・昼食後・就寝前の1日4回の歯磨きを怠らないようにしようと思う。

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