海苔の栄養(毎日食べるとどうなるか?)

健康

 そもそも海苔に限らず、海藻類全般(昆布、ワカメ、ひじき等)は血液サラサラ効果があるといわれている。特に板海苔は、昆布、ワカメ、ひじきと比較して、何の加工も調理もしなくて済む分、お手軽な食材なので、ご飯のお供に可能な限り毎食摂取している。そんな板海苔の栄養と効果を調べてみた。

 なお、ここでいう板海苔には味付け海苔は含まない。味付け海苔には塩分食品添加物が使用されおり、しかも質の悪い海苔を使用していることが多いので、毎日の食として体に良いとは私には思えない。

 海苔は、その成分の約30%が水溶性食物繊維だそうだ。しかも野菜に含まれる食物繊維と違い、柔らかく、そのため胃壁や腸壁を傷つけることなく、穏やかな整腸作用を促してくれる。すなわち便秘解消ダイエットに効果的だと考えられる。また発がん物質の排出効果や大腸がんの予防効果が期待されるという。

 私が元々着目していたのは、海苔に含まれるカリウムだった。カリウムは血液中のナトリウムを排出する効果があり、血圧の低下に役立つからだ。ただよく調べてみると、海苔一枚(3g)に含まれるカリウム量は僅か約73mgであり、非常にに少ない。ちなみに、成人男性が1日に必要なカリウム摂取量は2,500mgである。って、海苔に含まれるカリウムでの血圧低下は、あまり期待できない

 しかし、海苔には各種ビタミンや鉄分、タウリン、微量のEPAが含まれているそうだ。タウリンには疲労回復効果が期待できるし、EPAといえば青魚にも多い成分で、コレステロールの低下による動脈硬化の予防が期待される。また、海苔にはペプチドという成分が含まれており、これにも血圧低下作用、コレステロールと中性脂肪低減の効果が期待できるという。

 総じていうと、海苔は、特に私のような脳梗塞経験者にはスーパーフードであるといえる。これからも可能な限り毎食摂取していこうと思う。なお、食べ過ぎはヨウ素の過剰摂取になるので要注意とのことだが、1日あたり全形2枚(味付け海苔のサイズに換算すると16枚程度)なら、全く問題ないのでご安心を!(ただし甲状腺に病気のある方は医師の指導に従ってください)

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