一年中麦茶

健康

 麦茶といえば「夏」というイメージがあるが、昨年5月に脳梗塞を患ってから、今でも麦茶を毎日飲んでいる。麦茶に含まれるカリウムが血液中のナトリウムを排出し、血圧の低下に役立つということを耳にしたからだ。しかし調べてみると、麦茶にはカリウム以外にも様々な有効成分が含まれていることが分かったので、ここに紹介したい。

GABAの効果

 麦茶に含まれるGABAも、カリウムと同様に血圧低下の効果が期待できる。GABAは血圧を上昇させるノルアドレナリンの過剰分泌を抑え、血管の過度な収縮を防ぐという。

ポリフェノールとメラノイジンの効果

 これらの成分は、虫歯の原因となる細菌が歯に定着するのを防ぐそうだ。先日のブログでも触れたが、歯周病菌を含む口内細菌の抑制は動脈硬化の進行を抑えるため、脳梗塞の再発予防にも効果がありそうだ。

アルキルピラジンの効果

 麦茶に含まれるアルキルピラジンは、血小板内へのカルシウム流入を抑制することで、血小板凝集抑制作用を示すとのこと。すなわち血液サラサラ効果が期待できる。

まとめ

 このように、麦茶にはカリウム以外にも様々な有効成分が含まれている。これを夏だけの飲料にしておくのは勿体無い。麦茶はノンカフェインなので、小さな子供にも安心だし、寝る前に飲んでも問題ない。いや、虫歯の抑制効果や血液サラサラ効果を期待するなら、むしろ寝る前に飲んだ方が良いのかも知れない。いずれにしても、これからも季節を問わず毎日飲み続けようと思う。

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