AMラジオの放送終了に思うこと

雑談

 もう2、3年前から一部では話題になっていたみたいだが、ラジオのAM放送が、2028年秋をもって終了する方向で話が進んでいるらしい。私はつい先日まで、この件について全く知らなかった。そのようなニュースが全く耳に入らないほど、私が情報に疎くなっていたのか、それともAMラジオのニーズ自体が減っていて、総務省が発表した当時から大したニュースにはならなかったのか。

 いずれにしても、私の世代とって、AMラジオはローティーンからミドルティーンといった多感な時期を共に過ごしたメディアであり、それが終了してしまうとは何とも寂しい限りである。

 確かに私自身、最近AMラジオはめっきり聴かなくなったし、今の若い世代にとっても路傍の石のような(あってもなくても良い)存在なのであろう。

 夏休みの朝、近所の公民館の庭にみんなで集まって行ったラジオ体操や、同じくNHK第二放送でやっていた基礎英語、受験勉強のお供だった民放の深夜放送など、少年期から青春期にかけて、AMラジオは欠かせない存在だった。これも時代の流れと言えばそれまでなのだが、何だかやっぱり寂しいなぁ。

 で、この2月より、早くも一部の放送局から順次放送を終了していくとのこと。今やインターネットさえあれば、音声でも映像でも何でも視聴できる時代。もう地上波テレビですら、その役目を終え放送終了となる日もそう遠くない気がする。

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